信男教育学園は創立30周年を記念し、2025年1月よりオリジナルキャラクターデザインの公募を開始しました。テーマは「信男の教育理念を表現するキャラクター」。プロのデザイナーや美術愛好家、本校の日本芸術大学進学コースの生徒から多数の作品の応募が寄せられました。

厳正な審査を経て,2段階で実施されました。
予選審査:学園美術チームがデザイン技術や完成度を評価
最終審査:京都芸術大学元副学長の大野木教授が「革新性」と「理念表現力」を重点的に審査。
その結果、1年生アートコースの江さんがデザインした《舞悦(ぶえつ)》が最優秀作品に選出されました。《舞悦》には以下のような意味が込められています:
頭部:信男学園の校章と「成長」を象徴する麦穂を組み合わせ。
手足:拡大鏡・絵筆・消しゴムなどの学習ツールを擬人化。
ポーズ:大野木教授の提案で「開かれた両手」を採用し、包容的な教育理念を表現。

「『学びの歓び(悦)が舞い上がる』というイメージでデザインしました」と江さんはコメントしています。学園美術チームの指導のもと、フィギュアやキーホルダーも同時制作され、30周年記念式典で正式に公開された。

このプロジェクトは、信男教育学園が掲げる「創造性(オリジナリティ)」「独自性(ユニークネス)」「協働(コラボレーション)」の3つの価値を体現するものです。また、技術だけでなく「考え、表現し、協力する力」を育む「全人教育」の成果でもあります。今後も学園は芸術教育を翼に、生徒たちが世界で輝くことを支援し続ける。