信男教育学園深圳承翰分校ではこのほど、高校2年生を対象とした「日本語で中国の魅力を伝える」プレゼンテーション会が開催されました。これは従来の期末試験に代わる新しい試みとして、生徒たちの日本語運用能力と「中国の良さを世界に発信する力」を育成することを目的に実施されました。

今回のテーマは「日本人に知ってほしい中国」。生徒たちはそれぞれが選んだ中国各地の文化や歴史を深掘り。万里の長城の建築技術と歴史的意義を解説する発表から、深圳の改革開放による驚異的な経済成長をデータで示すもの、さらに貴州省の苗族文化(伝統的な銀細工技術や酸味が特徴の「酸湯魚」などの食文化)を生き生きと紹介するものまで、多様な切り口で“中国ストーリー”が展開されました。


審査員は「内容の深さ」「日本語の正確さ」「プレゼンテーションの工夫」の3点を基準に採点。最終的に王さんが優れた発表で優秀賞を受賞しました。生徒たちはこの活動を通じて貴重なアドバイスを得るとともに、それぞれの長所を存分に発揮しました。

信男教育学園の2+1.5年制日本高校留学プログラムの下、この秋から二年生たちは日本での高校留学生活をスタートさせます。今回のプレゼンテーション大会は、自主的に調べ、考え、表現する力を養うとともに、日本での学びに向けた良い準備となりました。生徒たちの今後の成長が楽しみです!