2025年度上期、読売新聞の記者団は、信男教育学園上海交慧キャンパスを丸一日かけて体験取材した。活気あふれる体育の授業を見学し、「まるで日本の高校のようだ」と感嘆の声を上げた。生徒たちは日本語でディスカッションやディベートを活発に展開し、整然とした雰囲気が印象的だった。
【授業風景】

日本人教師が状況会話やロールプレイを交えて指導し、生徒は日本語でディスカッション・クイズ応答・ディベートを展開する。活発でありながら整然とした雰囲気が印象的だった。
【教員座談会】

教頭の福島先生と日本人教師団は、「日本語実用能力の向上」を軸に、日本留学への橋渡し役を果たしていると説明。保護者視察旅行についても、きめ細かく、かつ思いやりに溢れた取り組みと評価された。
【保護者視察団】
毎年、保護者を対象に姉妹校視察旅行を実施。校舎や寮を直接見学し、子どもの進路選択の参考にしてもらうという周到な配慮を、読売記者は「きめ細やかで思いやりがある」と評した。
【生徒インタビュー】

高校二年の二人は姉妹校合格を決め、今年9月に日本へ編入する。将来の志望大学・学部を明確に語り、自信に満ちた笑顔を見せた。
一日の取材を終え、記者団はカメラにたっぷりの素材と敬意を込めて校舎を後にした。信男教育学園の物語は、今も続いている。