3月第1週、信男教育学園に、特別な友人がやってきました。
彼が信男を訪れ、授業を見学し、教室の様子を記録するのは今回が初めてではありません。
闵乐平さんは、九州大学の博士課程指導教員から「日本教育の海外普及を通じた多文化・革新的カリキュラムの構築に関する国際比較研究」を依頼され、幾度も信男教育学園を訪問したことがあります。
長年にわたり、信男教育学園は九州大学と深い関係を築いてきました。
2019年1月、信男教育学園は九州大学と調印式を行い、中国における唯一の海外高校研修拠点となりました。
高校の段階で日本の大学のカリキュラムに早めに触れてもらうため、信男と九州大学は「NEEP共創学部」を共同開催しています。
毎年、九州大学から中国に教授を派遣し、信男教育学園の生徒と一緒に授業や交流を行っています。 コース終了時には修了証が発行され、九州大学を受験する際の重要な参考資料となります。
闵乐平さんは、自分がいるグループの研究対象がモンゴル、中国、ベトナム、タイであり、自分は中国での研究を担当していると説明してくれました。
彼は信男教育学園が行っている「2+1.5日本留学」に興味を持ち、現地に調査しにきました。
中国人と日本人先生の授業をそれぞれ見学・記録し、生徒の個別指導における日中の文化の違いについて先生方と交流した。