雲が晴れ、太陽の光がが差し込む、信男提携校上海高藤浅墨楼1階の和風ホールに新一年生が列になり並んでいた。
学校長式辞
全生徒の呼名が終わった後、姚校長は新入生全員に入学許可を授与し、式辞を述べた。
信男浦東校とはどのような学校なのか、そしてここでどのような学校生活を送るのか。
中学の卒業試験は終わりではなく、新しい始まりだと、姚校長は先輩たちの素晴らしい進学実績を示し、生徒たちに励ましの言葉を送った。今から、厳しい日本式の授業に慣れ、日本語能力を磨き、一生懸命学び、思考力を鍛え、表現力を高める努力を重ねることで、日本の名門大学への扉が開かれると。
理事長式辞
日本から帰国した魯林理事長は、生徒たちと自身の日本の学校視察での見聞について真摯に分かち合った。
理事長は、中国では内面的な落ち着きを美徳とし、黙って動くことを重んじるが、同時にそれそれによって生徒たちは内向的でコミュニケーション能力も乏しくしてしまうと指摘しました。これは海外に出た際、避けられない弱点になると語った。
日本式の教育には「探究」という非常に重要な科目があり。信男にもそれに似た科目がある。授業で教師が疑問を投げかけ(普通は明確な答えはない)、生徒はそれぞれの視点から探求して答えを見いだしていく。生徒一人ひとりの答えは異なる。人は生まれながらにして違う。しかし、思考力とコミュニケーション能力を十分に鍛えることで、自分の考えを表現し、互いに理解し合い、友人にさえなれると理事長は話す。
信男教育学園は長年にわたり、全人教育の理念を貫いてきた。それは各生徒の輝く個性を引き出し、才能に応じて教えることで、生徒の思考力、コミュニケーション能力、創造力を育むためである。
最後に、理事長は生徒に1つの問いを投げかけた:AIの飛躍的発展により、世の中は刻々と変化してる中、私たちは世の中の変化をどのような姿で迎えるのだろうと。
この問いの答えは、学びの過程で徐々に明らかになっていくことだろう。
新入生の受付
前日、一年生の新入生たちは保護者とともに、期待と荷物をいっぱいにし、信男提携校上海高藤中日クラスで、新たな高校生活の第一歩を踏み出しました。
夜には、新一年生保護者会も予定通り開催され、教師たちは生徒管理、進路選択、校内生活など、様々な側面から日本式の学園生活を詳しく説明した。
二年始業式
同日、二年生の始業式が1階のホールにて盛大に挙行された。一年の学びを経て、生徒たちの顔には成熟と沈着さが増し、これから始まる二年生生活への期待が満ちているように感じられた。
魯林理事長、姚校長、教務主任の福島先生、進路指導主任の郭先生がそれぞれ式辞を述べた。
生徒の日本語の力を試すため、理事長の式辞は全て日本語で進められたが、生徒たちは理解に困る様子もなく、理事長と積極的に交流して。
わずか一年で、生徒たちの日本語聴解能力と理解力は大きくに伸びた。これは生徒の努力と、信男の力強い日本語教育チームのおかげだ。
日本留学へ旅立つ日が近づいている。残る一年間で、生徒達には更に日本語学習を強化し、実力を高め、日本留学への準備を整えてほしい。